2012年12月25日火曜日

応援イベント取材レポート<24>

2012年12月15日(土)晴れ
12月も中旬にさしかかり、世の中はクリスマス一色になってきました。
そんな中、東京都八王子市のマンションで、クリスマス子供会が開催されました。


マンションの竣工2年目以来、毎年行ってらっしゃるようです。それでは手慣れたものですね、と話しましたら「とんでもない!」とご返事をいただきました。管理組合の理事会が主催で実施しているので、毎年入れ替わっているのでノウハウがないのがご苦労とのこと。クリスマスツリーや遊び道具などはいくつかそろっているので使いまわせるからいいそうですが、結局は手探りで、と言われた通り手作り感満載の会場が準備できました。でも、プロっぽいよりこちらの方が楽しそうです。

風船でお花や犬を作ってます。
会場の一角では風船でお花や犬、剣などを作ってらっしゃる方がいます。あまりに手つきが慣れた感じなので、プロの方ですかとお声掛けしたところ、住民の方でした。インターネットでやり方を勉強してやってみたらできそうなので、とのこと。いやいや、できそうどころか、プロ顔負けの素晴らしい出来ですね。子供さんもずっと風船のおもちゃで遊んでいました。
  


さらに、お手伝いをしている子供さんが、何かを一所懸命作っています。近づいてびっくりしました。射的用の「割りばし鉄砲」です。さすがに今では学校で習わないようですが、お父さんから教えてもらったそうです。それにしてもなんと大作でしょうか、小さいお子さんにとっては大きなライフル銃くらいありますね。
割りばし鉄砲

サンタさんからプレゼントをもらう子供達
さあ、サンタさんの準備も整い、開場です。受付でお菓子や飲み物をもらって会場へ。ヨーヨー釣り射的に一目散です。フェルトを使った工作コーナーもあり、男の子も女の子も楽しそうに遊び始めました。
ポップコーンケーキもあります。そして、クリスマスといえばサンタさん、やっぱり大人気です。


 
 
 

中には最初は子供に教えていたはずの射的を、結局お父さんが楽しんでいるなどの光景も。やっぱりいつまでも男の子の遊びはときめきますね。

ビンゴ大会
そして、お待ちかねのビンゴ大会です。たくさんの賞品が用意されました。中には、ご家庭から不要になったものを出していただいたものもあるそうです。周りで親御さんが見守る中、続々とビンゴが出ます。司会のサンタさんが待ちきれない子供達に「落ち着いて!」というほど盛り上がってきました。いつしか会場は総立ちです。
 
ビンゴも無事に終了しましたが、クリスマス会はまだまだ続きます。改めて子供たちは各コーナーで遊んでいます。子供の笑顔はいつでも最高ですね。

準備をされていた方のお話では、あと数年もしないうちに子供さんたちも大きくなってしまうので、このような形でクリスマス会も続けられないだろう、新しいことを考えなくては、と話しているそうです。
マンションの住民にとって年数を経過してコミュニケーションをとり続けることは永遠のテーマです。形は無数にありますので、どんな形にせよぜひ続けていただきたいと思います。そのために、当社もお手伝いをさせていただければと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ACTIVE!!マンション応援プログラムではまだまだ皆さんの応募を受け付けています。ぜひ管理組合の皆様の応募をお待ちしております。
 
ACTIVE!!マンション応援プログラム事務局:城戸

2012年12月18日火曜日

応援イベント取材レポート<23>

2012年12月1日(土)曇
本日は、大阪府豊中市のマンションで実施されました「クリスマスツリーの飾りつけ会」に取材に参りました。

なんでも、夏に開催した「打ち水会」が予想以上の来場者があり、非常に盛り上がったので是非冬も何らかのイベントを開催したいという理事会役員様の熱意により開催に至ったイベントだそうです。

こちらのマンションは文教地区にあるということもあり、小学生以下のお子様が居るご家庭が非常に多く、今回飾りつけに参加する子どもたちは総勢37名。事前に参加する人数をアンケートで確認したのでオーナメントが足りなくなることもなく、6種類のオーナメントの中から一人あたり4個も飾りつけできることになりました。
 
管理員様に伺いましたところ、このイベントを開催すると告知してから管理員さんのところに毎日子供達が押しかけ「どれぐらいのサイズのツリーを飾るの?」「どんな種類の飾り付けがあるの?」など、質問攻めにあったとのことでした。もうこの時点でイベントの成功は間違いなしですね!
また、管理組合側の視点からも、クリスマスツリーは一度購入してしまえば、毎年買い換える必要も無いので、新たに始めるイベントとしては最適です。

さて、もう少しでクリスマスツリーの点灯式です。徐々にエントランスに人が集まりだしました。
こうやって居住者同士が顔を合わせることで、コミュニケーションを深め、結果としてマンション全体における防犯・防災に対する意識が高まったり、コミュニティの活性化に繋がるのでしょうね。
 
そして待ちに待った点灯の時を迎えました!大人たちは、カメラや携帯電話で写真を撮り、子供たちはクリスマスツリーに一目散!  
 

日が暮れるのが早い冬とはいえ、点灯式の時点ではまだ外も明るく、中庭から差し込む外光でイルミネーションが映えないのでは?なんて心配は無用で、とても綺麗に輝いていました。夜になると窓ガラスに反射してさらに輝きを増すことでしょう。エントランスにこんな綺麗なツリーが飾ってあったら、いつもより帰宅する足取りも若干軽くなりますね。
 
来年は窓ガラスにウインドウデコレーションを施したりしたいとのお話もお聞きしましたので、その際は是非また取材をさせていただければと思います。
 
株式会社テンフィートライト
ウエストデベロップメントユニット
植村
 


2012年11月16日金曜日

応援イベント取材レポート<22>


2012113日(土)晴れ
 
ACTIVE!!マンション応援プログラム」4初めてとなるイベントが
千葉県千葉市のマンションで行われました。
 
今回は「花いっぱい運動」です。
 
この花いっぱい運動というのは、平成4年に千葉市が政令指定都市に移行した際、「港ヨコハマ」「杜の都仙台」のように大都市としてイメージを確立し、注目度や市民の郷土に対する誇り、愛着を向上させたいという願いから始めた活動です。
 
現在では、公共の場での花壇の設置やイベント、市民活動など様々な「花のあふれるまちづくりの推進」を行っています。
 
こちらのマンションでも4年程前から春と秋の年2回、自治会が中心となって花の植え替えを行っているそうです。自治会長様がこの「まちかど花いっぱい運動」により市から花苗や種が無償で提供されることを知って起案し、現在まで継続的に活動をされています。
 
 
イベントを始めた当初は参加人数もまちまちだったそうですが、回数を重ねるごとに参加人数が増えていき、今回のイベントでは天候も味方してなのか、あまり大型のマンションではないにも関わらず、10世帯以上の方が参加しました。
 
プランターに植えられた花もあり、敷地の花壇も含め、古くなった土を入れ替え、花を植えて、そして水を上げる作業を行っていきます。協力し合わなければなかなか大変な作業もありますが、皆さんで談笑をしながら進めていきます。皆さんが楽しそうに生き生きとしていたのが印象的でした。
 
お話をうかがったところ、現在はこのような活動でマンション内のコミュニティの活性化を図っているが、いつか活動が実った際には、次は近隣マンションとの交流を行い地域コミュニティ活性化の為にイベントを開催していきたいそうです。
 
行政が始めた活動が市民の間で定着し、マンション内だけでなく地域の活性化にも育っていくなど、まさにACTIVE!!マンション応援プログラムの主旨として掲げたマンション内、地域の活性化がされている活動のようです。
 
 
今後もぜひ、継続していただきたいですね。
 
ACTIVE!!マンション応援プログラムは第4期の応募を受け付け中です。各管理組合の皆様の応募をお待ちしております。
 
株式会社テンフィートライト
コミュニティデベロップメントユニット
市來

2012年10月25日木曜日

応援イベント取材レポート<21>

2012年9月30日(日)晴れ
さすがの猛暑も9月末にもなると風が気持ち良い季節になってきました。このACTIVE!!マンション応援プログラム第3期の最後を飾るのは東京都日野市のマンションで開催された「隣人祭り」です。

元々、「隣人祭り」というのは1999年にフランスはパリの小さなアパートで起きてしまった高齢者の孤独死をきっかけに住民たちが建物の中庭に集まって交流のために食事会を開いたことから始まった活動で、現在ではヨーロッパを中心に29か国、800万人が参加する市民運動となっています。2008年には日本でも東京・新宿で開催され、日本支部も非営利活動団体として活動しているそうです。


こちらのマンションでは、住民の交流だけでなく防犯などの効果もあることから、この「隣人祭り」にちなんで開催することになったそうで、今年で3回目を迎えます。現在の一般的なマンション事情とはちょっと違い、こちらのマンションでは住民の年齢層が少し若いので、今回は小さなお子さん向けのイベントを合わせて実施したそうです。
さあ、会場も準備ができて、住民の皆さんが集まってきました。テーブルには何やら楽しそうなものがたくさんあります。子供さんは興味津々で席につきました。


紙芝居
最初に、子供さんへのイベントです。今年は日野市の子育て支援グループ「エプロン・ママ」さんのご協力により、カップシアター(紙コップを材料にした人形劇)や、手遊び紙芝居など。人形劇や紙芝居をみんな真剣な顔で見ていますね。「なーにかな?」というクイズにも大きな声でお答えができました。でも、中には横に準備されているお菓子のテーブルに行ってしまう子も・・・ご愛嬌ですね。

 
大きな拍手に送られて「エプロン・ママ」さんのイベントが終了しました。会場のテーブルを直し、大人向けの料理や飲み物も準備されます。本格的に隣人祭りが始まりました。
 
 
インターネット相談会
当社も、会場の隅でインターネット相談会のデスクを出させていただきました。ACTIVE!!マンション応援プログラムのことを含め、ご挨拶もさせていただきました。ありがとうございます。



 さて会場ですが、子供さんが多いので大変にぎやかな会になりました。普段、子供さんのつながりがある人とはお話をすることも多いのでしょうが、あまり話さない人との交流を持てるのもこのような機会があるからです。結局、大人たちが帰ろうとしても子供さんが遊んでいるので、つられて会場にいることになっています。

 
堅い会でなくても、こうやって年に一度、顔を合わせるだけでも隣人祭りの意味はありますね。
まだまだ子供さんが大きくなるには時間がかかりますし、ぜひ続けていただければと思います。

ACTIVE!!マンション応援プログラムは、第4期を開始しました。皆様のマンションでもぜひご応募いただき、管理組合様の活動を活性化しませんか?お待ちしております。

ACTIVE!!マンション応援プログラム事務局:城戸

2012年10月19日金曜日

応援イベント取材レポート<20>

2012年9月8日(土)曇
当日は今にも雨が降り出しそうな天気・・・しかし、子供達の願いが通じたのか、なんとか雨に降られることなく、始まりました。

子供会主催の秋祭り大阪市城東区のマンションですが、スーパーボールすくいヨーヨー釣りしゃてきあてもん千本引きとアトラクション系の出し物が豊富です。また、それぞれ景品の品揃えが非常に豊富。あてもんの景品もきちんと男の子用と女の子用に分かれて用意してありました。

子供会の役員の方に、お祭りの準備についてうかがったところ・・・景品の大半を占める夏のおもちゃ類は、お祭りの直前に仕入れようとすると既に売り切れてしまっていることが多いので、商品が豊富な6月中に仕入れを済ましてしまうとのことでした。一方、ジュースやたこせんべい等の飲食類やその他の準備は、お祭りの少し前、9月に入ってからで十分に間に合うとのこと。そのため、子供達が夏休みの7月、8月はそれぞれ家族や友人達と過ごす時間が取れるようです。準備の期間が長いことに驚きました。こんなところにも主催者の工夫とご苦労があるのでしょうね。


始まったお祭りの会場でふと気づいたのですが、大人の男性の姿があまり見受けられません。こちらの子供会は、お母さん達だけで活動されているとのことでしたが、折角の子供達が楽しみにしているお祭りにお父さん達は何も協力はしていないのか?と思いきや、商品の買い出しや、お祭りで使う設備・備品の準備等に多大なる貢献をしているとのことでした。

裏方に徹しているとはいえ、しゃてきで使う鉄砲などは昔懐かしい手作りの割り箸ゴム鉄砲だったり、お父さん達が少年時代に培った技術が生かされているのですね。

子供会主催だけあって、主役は子供たち。開催時間は2時間と短い時間ではありましたが、各アトラクションに子供たちが並んでいます。結局、開催時間中は雨に振られることなく、このアットホームなお祭りは盛況のうちに無事に終了しました。

みんな懐かしい遊びに夢中です。子供たちの遊び心はつきません。ハイテクやデジタルのゲームではなくても、手作りで充分に子供が楽しめるお祭りはできるのですね。ぜひ参考にしたいものです。

ACTIVE!!マンション応援プログラムでは、第4期の募集を開始しました。各マンションの皆様もぜひご応募ください。

株式会社テンフィートライト
大阪営業所
マンションライフアドバイザ 植村

2012年9月28日金曜日

応援イベント取材レポート<19>


2012825日(土)晴れ

夏も終わりが近づき、秋の足音が聞こえる8月後半・・・しかし、大阪市鶴見区にあるこちらのマンションは、まだ夏真っ盛り。昨年に引き続き、今年も夏祭りを取材させて頂きました。
 

この毎年のイベントは、マンション内のコミュニティサークルが主体となって管理組合のバックアップで実施しているそうです。マンション内でコミュニティサークルが活発に活動することは、コミュニティ創りにとても良いことだと思います。
 
会場はヨーヨー釣りスーパーボールすくい輪投げくじ引きといった
ゲーム類、関西ならではのタコせんべいをはじめ焼き鳥焼きそば
フランクフルトなどの食べ物アイスクリームジュースアルコールなどのドリンク類充実しています。なお、一部ドリンク類は関連業者からのお歳暮などを流用、アイスクリームはアイス業者に対し売れた分だけ費用が発生するグラム売りとし、無駄を省いているとのことです。
 
 
こちらのマンションは、総戸数が約100戸に対し、お子様だけでも100名強と子供達の比率が非常に高いマンションです。しかし、祭りの参加者はお子様とその親御さんだけでなく、ご高齢の方の参加も多く見受けられ、住民間のコミュニケーションが上手くいっていることを強く感じました。また、今回のお祭りで使用した輪投げセットは近所のドーナツ屋さんから無償でお借りするなど、近隣とのコミュニケーションも良い様子です。
 
 
イベントを実施する敷地がそれほど大きくないにも関わらず、子供やおじいちゃんおばあちゃんも交じってにぎわっています。
近くのマンションの方も来場されているようです。
 
 
 
 
 
 
日が落ちて暗くなっても人が引かず、楽しげに皆さんが過ごしていらっしゃいます。

今回、取材をしていて印象に残ったことは、子供達や参加している方が笑顔なのは勿論のこと、運営スタッフの皆様も互いに顔見知りで、笑顔なのが一番印象的でした。
これもひとえにマンションコミュニティが成熟しており、余裕を持ってイベント運営が出来ている賜物でしょう。互いに知っていることがマンションの防犯に有効であることから、主催者の方の狙いが良く効果を上げているのではないでしょうか。
 
取材スタッフもたこせんべいやドリンクをいただきながら、居住者様方とお話する機会があったのですが、来年は「ビアサーバーを導入したい!」「マグロの解体ショーはどうか?」などマンションのお祭りに留まらない、壮大な話に発展していました。アイデアが実現するといいですね。
 
是非、来年は取材だけでなく、何らかの協力を行わせていただきたいと思わせるマンションの夏祭りでした。

 

株式会社テンフィートライト
大阪営業所
マンションライフアドバイザ 植村