2015年11月30日月曜日

応援イベント取材レポート<65>



20151017日(土曜日)雨のち曇り

ACTIVE!!マンション応援プログラム」イベントレポート、今回は千葉県千葉市のマンションで開催されました「防災訓練」です。始まる前は小雨が降っていましたが、訓練が始まると雨もあがり無事に開催ができました。

消防署よりスタッフと消防車が到着しました。
実行委員の方々は管理室で防災放送の準備を行い、消防署員さん達も消火訓練後の通報訓練やAED実践に向けた準備を開始しています。






 

時間になり、防災訓練開始です。
館内で非常ベルが鳴り、各ご家庭に管理室からの館内放送が響きます。
参加者は火災を想定して駐車場へ集合、スムーズに移動は終了できたようです。

 










避難した後は、消火器の実戦訓練です。
参加者が集まった状況で消防署員さんから消火器の実地訓練の説明が行われます。最近は粉消火器が主流との事。台所火災が発生した時は換気扇をOFFに!とアドバイスがありました。換気扇方向に風が動き、炎が大きくなってしまうそうです。



・まずは周りに聞こえるよう
 『火事だ!』『火事です!!』と叫ぼう!
・初めに黄色い安全ピンを抜いて
・ホースを外す
・ホースの先の方を持ってレバーを握る!
(このときホースの先端を持って方向を
 決めないとホースが暴れる




各種説明の後は、男の子たちから実践したのですが、最初は「火事だ」が照れてしまって言えなかったようです。女の子も恥ずかしくて・・


 




大人チームはさすがにできて・・・ましたか?

最後は本当に照れ屋の女の子達が一生懸命に訓練をして終了です。



続いてエントランスへ移動して119番通報訓練です。
エントランス内に消防署と見立てた受話装置を置き、エントランス外をご自宅と見立てた電話機を設置。


 










まずは大人の通報訓練です。
119番に架電した時は消防署の担当のオペレーターさんが質問形式で情報をまとめ、出動手配を行っているそうです。



火事ですか?救急ですか?
どこで発生していますか?
 (ご住所、近所のお店、マンション名等)
・通報者の名前、連絡先等
1分程度の通話で緊急車両の
 出動手配ができるそうです。


 









防災訓練も大詰め、AED実践訓練です。
エントランス内で消防署から持ってきていただいたAED機での実践訓練です。

まずは倒れている方の観察から・・
呼吸をしていない(心停止)時は100回/分の心臓マッサージが有効だそうです。(今は人工呼吸を実施しないとのこと)機器の動かし方、人の呼び方等々各種諸注意を聞きながら大人の方々が訓練を実施します。

倒れている方を見つけたら、119番通報をお願いする方を指名し、指さし依頼!AEDを持ってきてくれる方も指名して指さし依頼!(指名をしないと誰かがやってくれるかも?と人は逃げてしまいます)

倒れている方が居た場合、AED機器を探すよりまずは119番通報と心臓マッサージが先決。他に人がいればAED確保の順となります。



お子様チームも心臓マッサージ+AEDにチャレンジ(頼もしいお子様たちです)
訓練終了後は大人から惜しみない拍手が彼らに注がれました。
  






各シーンで参加者より消防署の方へ質問がありました。
小学生の男の子たちは積極的に実践に参加するなど、防災意識の高さを感じられます。

ご年配の方からは、「こうやって集まって顔を見ながら防災意識が高くなれば良いよね」とのお話をいただきました。
日頃から防災について意識付けをしておくことは大切だと思います。また、お子様からご年配の方まで一緒に取り組むことは防災だけではなくコミュニティ形成においても大きな役割を担っているかと思います。



防災訓練はこれにて終了。一旦解散の後、マンションでは懇親会が行われました防災訓練だけではなく、より一層コミュニケーションが取れていくと思います。
心残りではありますが、取材者は防災訓練だけで失礼させていただきました。

ACTIVE!!マンション応援プログラムではまだまだ応募を受け付けています。各管理組合の皆様も是非ご応募ください。当社スタッフもお手伝いをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付け下さい。

                                   株式会社テンフィートライト
                                    東日本営業ユニット 柳澤