2012年10月25日木曜日

応援イベント取材レポート<21>

2012年9月30日(日)晴れ
さすがの猛暑も9月末にもなると風が気持ち良い季節になってきました。このACTIVE!!マンション応援プログラム第3期の最後を飾るのは東京都日野市のマンションで開催された「隣人祭り」です。

元々、「隣人祭り」というのは1999年にフランスはパリの小さなアパートで起きてしまった高齢者の孤独死をきっかけに住民たちが建物の中庭に集まって交流のために食事会を開いたことから始まった活動で、現在ではヨーロッパを中心に29か国、800万人が参加する市民運動となっています。2008年には日本でも東京・新宿で開催され、日本支部も非営利活動団体として活動しているそうです。


こちらのマンションでは、住民の交流だけでなく防犯などの効果もあることから、この「隣人祭り」にちなんで開催することになったそうで、今年で3回目を迎えます。現在の一般的なマンション事情とはちょっと違い、こちらのマンションでは住民の年齢層が少し若いので、今回は小さなお子さん向けのイベントを合わせて実施したそうです。
さあ、会場も準備ができて、住民の皆さんが集まってきました。テーブルには何やら楽しそうなものがたくさんあります。子供さんは興味津々で席につきました。


紙芝居
最初に、子供さんへのイベントです。今年は日野市の子育て支援グループ「エプロン・ママ」さんのご協力により、カップシアター(紙コップを材料にした人形劇)や、手遊び紙芝居など。人形劇や紙芝居をみんな真剣な顔で見ていますね。「なーにかな?」というクイズにも大きな声でお答えができました。でも、中には横に準備されているお菓子のテーブルに行ってしまう子も・・・ご愛嬌ですね。

 
大きな拍手に送られて「エプロン・ママ」さんのイベントが終了しました。会場のテーブルを直し、大人向けの料理や飲み物も準備されます。本格的に隣人祭りが始まりました。
 
 
インターネット相談会
当社も、会場の隅でインターネット相談会のデスクを出させていただきました。ACTIVE!!マンション応援プログラムのことを含め、ご挨拶もさせていただきました。ありがとうございます。



 さて会場ですが、子供さんが多いので大変にぎやかな会になりました。普段、子供さんのつながりがある人とはお話をすることも多いのでしょうが、あまり話さない人との交流を持てるのもこのような機会があるからです。結局、大人たちが帰ろうとしても子供さんが遊んでいるので、つられて会場にいることになっています。

 
堅い会でなくても、こうやって年に一度、顔を合わせるだけでも隣人祭りの意味はありますね。
まだまだ子供さんが大きくなるには時間がかかりますし、ぜひ続けていただければと思います。

ACTIVE!!マンション応援プログラムは、第4期を開始しました。皆様のマンションでもぜひご応募いただき、管理組合様の活動を活性化しませんか?お待ちしております。

ACTIVE!!マンション応援プログラム事務局:城戸