2018年1月17日水曜日

応援イベント取材レポート<95>

20171126日(日曜日)晴れ

今回の「ACTIVE!!マンション応援プログラム」イベントレポートは東京都清瀬市のマンションで開催されました「防災訓練」です。

この日は朝から暖かい日差しの注ぐ穏やかな日となりました。このマンションでは、
災害対策に力を入れており、災害対策委員を中心に毎年大きな訓練を行っています。

すでにマンションの集会室では事前の打ち合わせが行われています。

多摩地区でM7.3の地震が発生、清瀬市で震度6強を観測したことを想定して、災害対策本部の設置から「情報」「救護」「防火安全」「物資」各班が指示に従って行動するという本格的な訓練です。




打合せが終了したところで、マンションの中庭に集合し、トランシーバー等の機材も確認します。




そして、いよいよ訓練の開始です。安否、被害状況等を確認するため班ごとに行動します。









情報はトランシーバーで刻々と本部へ報告され、集約していきます。
本部からも鋭い指示が飛び各班も対応、緊張感が高まります。
このように普段使い慣れないトランシーバーなどの資機材も、訓練で使用することで、いざという時に困らないようにできます。




確認が終了し、再度エントランスに集合しました。ここまでなんと25分。前年の訓練の時より大幅に短縮されたそうです。
立ち合いに来られていた市役所の防災防犯課の方の終了後の総評で、お褒めの言葉をいただきました。これも普段の意識、訓練の賜物でしょうね。

そのあとは、消防の方による消火器の使用訓練です。







説明を聞いた後は、各住民の皆様も順番で実際に操作してみます。






それから、AEDの操作訓練です。。
こちらも実際には必ず必要になる胸骨圧迫(現在は心臓マッサージと言わず、胸骨圧迫という言い方をするようになりました。)も行います。



全ての訓練が終了しました。
市から提供いただいた備蓄食料の試食や、防災トイレ・発電機などの展示もありました。









全体を通して災害に対する意識の高さを感じる訓練でした。
一般のマンションで実施されている避難訓練は住民の参加を増やすために理事会や防災委員の方は大変苦労されていますが、こちらのマンションでは災害時に班係が決まっている方の「防災組織訓練」のようなもので、実際に災害発生時にはこのように係を経験した方の行動が重要なのではと考えさせられる訓練でした。

外部のアドバイザーの方からも「夜間に発生したらどうなるかを想像しながら行動してください。」とお言葉がありました。
様々な想定の訓練を重ねることで、災害への「備災力」が高まるのではないでしょうか。
是非、今後も意識を高くもって続けていただきたいと思います。
もちろん当社もサポートさせていただきます。

ACTIVE!!マンション応援プログラムでは、まだまだ応募を受け付けています。当社スタッフもお手伝いをさせていただきマンションコミュニティ創りをお手伝いさせていただきます。各管理組合の皆様は、当社のマンションライフアドバイザに是非一度、お気軽にご相談、ご応募ください。

株式会社テンフィートライト
ACTIVE!!マンション応援プログラム事務局 城戸