2018年5月12日(土曜日)晴れ
今回の「ACTIVE!!マンション応援プログラム」イベントレポートは兵庫県神戸市のマンションで開催されました「落語会」です。
こちらのマンションでは、「AKB65の会」の主催により、居住者(主に高齢者の方)のコミュニケーション、活力向上を目的として月1回程度、音楽コンサートを中心に、健康や福祉に係る講演、ボランティアなど幅広いイベントを開催していらっしゃいます。
今回は、日本唯一の福祉落語家「壽文寿」師匠の独演会に取材でお邪魔いたしました。
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◆壽文寿(ことぶき もんじゅ)師匠のご紹介
昭和46年「橘右近」に師事、昭和47年に初高座、今年芸歴46年を迎える上方落語の
大御所です。平成30年1月には高座7,000席を達成されました。
平成7年に発生した阪神淡路大震災の際には笑いで被災者を励まそうと仮設住宅を
慰問し、無償で落語を演じられました。その活動が評価され、平成10年4月1日に
兵庫県公認で日本唯一の福祉落語家を名乗られました。
現在も近畿圏を中心に、高齢者を対象とした福祉行事やイベントへ精力的に出演を
されています。
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落語会の開演時間がせまり、居住者が続々と受付を済ませていきます。
落語会ということで、即席の高座も用意されました。
開演時間となり、会場のパーティールームは満員です。
冒頭では恒例の、AKBの会会長より本日の催しについてユーモアを交えた説明がされました。
師匠ご紹介の際には、端々で師匠から「修正」が入れられ、会場の空気も和やかに、温まってきました。
師匠が盛大な拍手と共に登場されました。
まずは自己紹介、自身の芸歴と福祉落語について、時事ネタや風刺を交えながらユーモアに溢れた説明をされます。
早くも会場は師匠の空気に染まり、その後の演目への期待が膨らんできます。
師匠には本日二席を演じていただき、その他いくつかの小噺もしていただきました。
古典落語も現代人の言葉で話され、現代風のくすぐりもあり、わかりやすく聞くことが出来ました。
会場は終始笑いと拍手に包まれ、あっという間に時間が過ぎ、落語会は無事に終了いたしました。
マンション居住者の高齢化は何年も前から問題視され対策が模索されていますが、実践できているマンションはまだ少数だと思われます。今回の福祉落語のような個別の活動だけでなく、支援活動を行っている企業・自治体もたくさんあるので、積極的に利用してみるのもいいかもしれません。
弊社も積極的に応援させていただき、高齢者が元気なマンションとして繁栄されることを、お祈りさせていただきます。
ACTIVE!!マンション応援プログラムでは、まだまだ応募を受け付けています。当社スタッフもお手伝いをさせていただきマンションコミュニティ創りをお手伝いさせていただきます。各管理組合の皆様は、当社のマンションライフアドバイザに是非一度、お気軽にご相談、ご応募ください。
株式会社テンフィートライト
西日本営業ユニット 高橋