2019年10月19日(土曜日)雨のち曇り
今回の「ACTIVE!!マンション応援プログラム」イベントレポートは千葉県千葉市のマンションで開催されました「消防訓練・懇親会」です。
当日は小雨の降る中、朝から役員様方が打合せを行い、訓練の段取りを確認します。
「今回までは管理会社主導で実施していましたが、来年からは管理組合を中心に実施しましょう」と管理会社の担当の方からお話がありました。実際の災害時には管理会社を頼れない場合がほとんどなのでお住まいの方だけでも動ける体制、コミュニケーションは必要ですね。
雨の中消防署の方が到着しました。
ここで第一のトラブルです。当初の予定では通報訓練で実際に消防署に電話をかけてみる予定でしたが、付近で昨晩からの火災が鎮火しておらず電話をかけると混乱するので、かける真似だけで行うことが知らされました。
間もなく訓練の開始が近づきます・・・が、警備会社の方が来ない!
第二のトラブルです。緊急出動のためマンションに来られないそうです。
実際に非常ベルを押して開始の予定でしたが押す真似だけにして、館内放送で訓練開始が伝えられます。
今回は、館内での火災を想定した訓練です。
住民の方が階段を使って集合場所のエントランスへ集まってきました。いつもは駐車場への集合ですが雨のため予定変更です。
集合し、点呼を取って消防署の方へ報告です。
報告後は、消防署の方から挨拶があり、消火訓練になります。
今年は雨のため室内で説明です。
皆さん真剣に聞いています。
説明の後は屋根のあるところで、水消火器を使って実際に消火訓練を行います。管理員さんの作った的をめがけ順番に体験をしていきます。お子さん達も親と一緒に訓練に参加しています。心強いですね。
消火訓練の後は、通報訓練になります。
役員の方が消防署の方とやり取りを行います。
情報や建物の目印になるような場所をしっかり伝えられるようにしましょう。
訓練の後は消防署の方からの講評です。
「皆さん避難の際は、ハンカチや手ぬぐい等をもっていますか?」
「・・・・・」
今回は火災が想定です。
火災での避難の際は、煙が想定されます。
煙を吸ったら危険ですね。
濡らしたハンカチや手ぬぐい等で鼻や口を押えて避難しましょう。
講評の最後は質問タイムです。
Q.停電後の通電火災と言う話をよく聞きますが注意することは?
A.スイッチを入れたまま避難して、通電後に家電が動き出して火災につながる。ドライヤーなどは注意が必要。停電時に外出する際は、ブレーカーを落としておくと良い。感震ブレーカーなどもある。
Q.消防車は何分くらいで来る?
A交通事情にもよるが.5~7分くらいで来る。
それまでは消火器や室内消火栓による初期消火を行う。火が天井まで届いたら逃げる。決して火の中には飛び込まない。
Q.スプリンクラーの効果は?
A.結構ある。油だと厳しいが、火の温度を下げる効果はある。
など。
(ACTIVE事務局注:上記の質問と回答については、条件によって変わることがありますので、必ずご自身で消防などにご確認ください。)
講評の後は、管理会社担当の方よりお話があり、一旦解散です。
解散後、役員の方々は早めに集まり懇親会の準備です。
ここでトラブルか?料理が届かない・・・
大丈夫でした。少し待っていたら来ました。
良かったですね。
無事料理も並んでいき準備完了。
住民の方々が集まるのを待ちます。
集まったところで、副理事長の挨拶・乾杯で懇親会は始まります。
各々楽しそうに食事と飲物を取ってご歓談です。
とても賑やかな懇親会となりました。
ここで、恒例のビンゴ大会の始まりです。
管理員さんがビンゴの機械を動かし、数字が読み上げられていきます。
しかし、なかなかビンゴが出ない・・・
最初のビンゴが出ました!
目玉の景品は商品券のようです。
何を選ぶのかな?
ボールペンです。
皆から称賛の声が上がります。
引き続きビンゴは続きます。
当たって喜ぶ方、祈る方、それぞれです。
最初に当たった女の子のご家族は、お兄ちゃん以外全員当たっています。
本人真剣です。
最後は家族全員当たりました。
運が良いご家族ですね。
お住まいの方々のコミュニケーションが良く取れているマンションだと思いました。このコミュニケーションで来年は管理組合主体の活動が良い訓練になることを願います。
ACTIVE!!マンション応援プログラムでは、まだまだ応募を受け付けています。当社スタッフもお手伝いをさせていただきマンションコミュニティ創りをお手伝いさせていただきます。各管理組合の皆様は、当社のマンションライフアドバイザに是非一度、お気軽にご相談、ご応募ください。
株式会社テンフィートライト
東日本営業ユニット 高山