2013年11月17日（日）晴れ
今回の「ACTIVE!!マンション応援プログラム」のイベントレポートは東京都江戸川区にあるマンションの防災訓練・懇親会イベントです。
防災訓練のメニューは、避難訓練及びAED訓練となりました。
まず、避難訓練では時間に棟内アナウンスを行いつつ、消防車のサイレンを鳴らすため大迫力でした。（数秒ごとのコマ切れに鳴らすのは、鳴らし続けると実際の火事と間違えてしまうための配慮でしょう）さて、続々と皆様避難してきました。
避難先はエントランス付近なのですが、人でいっぱいです。
避難が終わったところでメインのAED訓練を開始。
エントランスの内側に上半身のみのマネキン2体を置いての実地訓練です。
呼びかけを行い、心肺停止の有無を確認し、心肺停止していた場合周りにいる人を呼ぶ…
「あなたはAEDを持ってきてください」
しっかり指名して指示を出す必要があるんですね。
勉強になります。
心臓マッサージ1名、AED取扱い1名と2名以上必要な作業ですし、心臓マッサージは力が要るので男性でも長い時間続けられないことから、そのことを皆が知っておき、緊急事態には協力し合う必要があります。
実際には電流の流れない練習用のAEDではありますが、機器から流れる自動アナウンスは本物なので、アナウンスに緊張感が走ります。
AEDは初めてだと何をしていいかわからなくなりますよね。出来ないと思うと手伝えないし…という方も少なくないと思いますが、少しでも知っていれば怖がらずに手伝えますよね。
AEDが自動アナウンスで手順を教えてくれることを知ったり、このような機会に操作したり、間近で見ることでAEDを身近に感じることが出来る大事な訓練だなと感じました。
さて、防災訓練が終わったら机や食事の準備など、皆で協力して会場設置をして、懇親会の時間です。
共用部の廊下を使っての懇親会であるために広くはありませんが、皆様楽しそうに色々な方々とお話しされています。
お子様方が仲良しであるだけでなく、家族間で仲が良いのだそうです。
理事長様にお話しを伺ったところ、お子様がいる家庭に限らず全体的に交流があるようで、常に和気あいあいとしているとのことです。
世帯数が少なめであるからこそ、コミュニティが上手く形成出来ているとメリットがたくさん出てきますね。
あるお子様が一人でキョロキョロしながら歩いていると「○○ちゃんのお母さんあっちだよー」と自然に話しかけている女性がいらっしゃることなど、温かさを感じました。
そして、懇親会も進むと恒例のビンゴ大会です♪
ということで景品はこちら!!
目玉景品はお米にお酒、その他食材など誰でも嬉しい商品が揃っています。
欲しいものを選んで揃えたそうですが、皆さんニコニコしながら「あれが欲しい!!」と楽しんでいました。
皆さん真剣にビンゴに取り組んでいます。
「○番!!」「おっ、あった!!」「ないーっ!!」
毎回反応が起こります。
母親から「本当にそれ選ぶの!?」と聞かれるお子様がいて、皆で笑いあったり、本当に和気あいあいという言葉がぴったりでした。
ビンゴ大会も終わった後は、理事長様から締めのお言葉です。
「また2年後、会いましょう!!」
2年に1回防災訓練を行っているとのことで、次回もやる気満々です。
マンションに欠かせない防災訓練は懇親会をやる良いタイミングになりますし、懇親会を行うことで防災訓練の参加率を向上させる良い機会だと改めて感じました。
防犯上も重要なことだと思います。
また、恒常的なコミュニティが形成されていてもイベントが必要ないという訳ではなく、イベントがあることで更に互いを知ることができるということを他のマンションの方々にも実感していただけるよう我々もどんどんサポートしていきたいと思います。
ACTIVE!!マンション応援プログラムではまだまだ応募を受け付けています。各管理組合の皆様も是非ご応募ください。
株式会社テンフィートライト
コミュニティデベロップメントユニット
マンションライフアドバイザ 澤田
